日本にもサマータイムがあった!

実は昔、1948年から1952年の間日本でもサマータイムが導入されていたのをご存知でしょうか?これ以後日本全国で一律のサマータイムは実施されていませんが、世界では今日もサマータイムについての協議がされています。

日本にもサマータイムがあった!

サマータイムを考案したのはベンジャミン・フランクリン(100ドル札の人)ですが、生前には実現していません。サマータイムは簡単に言えば期間中は時間が1時間早くなります。期間中ニューヨーク証券取引所のオープン時間や経済指標発表の時間が早くなるのは有名な話です。

サマータイムの利点は明るい時間を有効に使えることや、それにともなう経済効果、犯罪率や交通事故率の低下などがあげられます。しかしメリットばかりでなく、1時間ずれることによって体に生じる影響が一部では問題になっています。普段から不規則な生活をしている人にすれば1時間ぐらいたいしたことはありませんが、規則正しい生活の人にすれば大変苦痛がともなうとも言われています。

カナダではサマータイム導入直後の月曜日は交通事故が約23%も増えるといったデーターがあります。また、生活リズムが崩れることによって引き起こされる睡眠障害も問題になっています。結局、メリットもあればデメリットもあり、アメリカでは現在州ごとに導入しているところとしていないところもあります。

日本は東西に長く全国一律のサマータイムには不向きとされていますが、近年の電気不足から労働時間をずらして節電努力をする企業が多くみられ「サマータイム勤務」などと呼ばれています。しかし、時間がずれることによって精神的負担が大きくなることが懸念されています。たった1時間ずれただけでも問題になるぐらいなので、いかに人間が生活リズムを大切にしなくてはいけない生き物なのかということでしょう。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>