私が会社勤めをしていた新社員時代のことです。新入社員研修は数ヶ月にわたる長期的なもので、研修施設の宿泊室は2人の相部屋でした。
ある同期と相部屋になったときのこと、これから寝るというのにカーテンを開けるんです。なんで開けるの?と聞いたところ、朝太陽の光がさしてこないと起きられないというのです。この時は「へんなやつだなぁ」と思っていましたが、実はこれは非常に効果的な方法だったのです。
太陽光(曇っていても少なからずあります)は人間にとってとても特別な光です。人間の体内時計は約25時間だといわれており、朝日でそのズレがリセットされているとも言われています。太陽光によって時間を感じるのでしょう。なので工場など太陽光が当たらない環境で仕事をしている人は生活リズムが崩れやすいといわれています。
よって、朝太陽光を見るだけでも体には大きく作用し、生活リズムを正すには効果的な方法といえます。
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George M. Groutas