朝型人間と夜型人間

私は物心付いた頃からとにかく朝起きるのが苦手で、1日のうち最も苦痛なイベントでした。そして両親兄弟も比較的そのような傾向にあります。つまりあまり早起きではない環境に育ち習慣化してきたわけですが、それはただの習慣ややる気、感覚的な問題だけかといえば答えは「ノー」なのです。

朝型人間と夜型人間

生き物が持つ「生物時計」というものがあります。これは生まれた時からDNAに刻み込まれたもので、つまりは個人差があります。なので朝型か夜型は生まれた時から決まっていたといっても過言ではありません。変えることが絶対にできないわけではありませんが、簡単には変えられないのです。

地球の自転は約24時間ですが、不思議なことに人間の体内時計は25時間なのだそうです。それはちょうど火星の自転と同じくらいで、地球人類は火星からやってきたのではないかと言われるくらいです。なので毎日1時間ずれているため、朝日が昇り明るくなったのを見ると、その1時間がリセットされます。

ということは、自営業などで時間に自由が利く場合、なすがままに生活するとどうなるのか?私が試しに実験してみたところ、25日でちょうど1日分ずれたとまで正確に把握できませんでしたが、確実に少しずつずれていきます。毎日、昨日起きた時間に起きられず、少しずつ寝坊していく感じです。私の場合、だいたい2週間で元に戻る感じでした。

話は戻り朝型人間と夜型人間の話ですが、その人によって得意な時間帯というのがあり、体温の上昇にも個人差があります。自分の特徴をよく把握できれば仕事や勉強も効率よくこなすことができるかもしれません。

photo by: seanmfreese

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